同学会
同学会2022年度活動報告・2023年度事業計画
副会長 中野貞弘（学21C）
（１）2022年度活動報告
本会は隔年で開催されており、第９回は2020年開催予定であったが、会誌60号での報告の如く、コロナ感染拡大中であったため中止を余儀なくされた。 翌年開催も検討されたが、時期尚早とされ、2022年12月3日に実施された。第８回から４年ぶりの開催となった。
１．役員会開催
第１回 ７月16日(土)
第２回 11月５日(土)
第３回 11月16日(水)
ワクチン５回目接種がゆったりとできる状況となったとはいえコロナが収束したとはとても言えぬ中で、どのような形態で開催が可能か、慎重に議論を重ね検討してきた。 飲食については大学生協と協議をし、弁当(お膳)形式で行い、立食・移動は自粛いただくこと、スピーチはマスク着用とマイクのその都度消毒を徹底することなどを申し合わせた。 また、奥薗壽子さんには講師として依頼して３年もお待ちいただくというご無理なお願いを快諾していただいたこともあり、役員会では何としても成功させたいとの思いが強く、対面会議だけでなくオンラインでの協議を含めて周到に準備を進めてきた。
２．第９回同学会開催
2022年12月３日(土) 11時〜15時
神戸市外国語大学 三木記念会館
総会に先立ち、佐藤晴彦会長から挨拶があり、続いて来賓として田中悟学長、中野善文総務課長、仁鷹教授が紹介された。
（１）総会 司会・議長 中野事務局長
�� 会務・会計・監査報告
�� 会則改正
�� 役員選出
�� 会務・会計報告は中野事務局長、監査報告は竹内監査から行われ了承された。
��会則改正は（１）会の名称を「神戸市外国語大学同学会」と改めること、（２）役員に顧問を置くことの２つが佐藤会長から提案され承認された。
役員選出では佐藤会長から、新会長に太田斎(24C：神戸市外国語大学名誉教授)、副会長には中野貞弘（21C）、竹内誠（28C）、顧問には原田松三郎（７C）、佐藤晴彦（17C）、お二人とも神戸市外国語大学名誉教授。事務局長には永井信之(23C)各氏が新たに担当する提案がされ承認された。
・参加者の総数は92名、これまでの最多となった。
（２）講演会「料理をしよう！ 料理で得られる５つの良い事」
講師 奥薗壽子さん（34C・料理研究家）
〜楽しく作っておいしく食べて元気に過ごす方法
〜料理をすればどんないいことがあるか
〜健康のために食べたほうがいい食材と誰でも簡単に作れる料理法
【略歴】
卒業後、ホテルマン、国際会議場受付、イラストレーター、アパレル店員、宝石店ショップ店員、日本料理店手伝い、宛名代筆業、住宅展示場イベントスタッフ、ガソリンスタンド店員、データ入力業、家庭教師、精神科医手伝い、土壌学者手伝いなどを経て、現在、家庭料理研究家。近年はYoutube動画も発信。
Youtubeチャンネル「奥薗壽子の日めくりレシピ」チャンネル登録者数67万人
略歴にあるように、実に多種多彩なキャリアと才能をお持ちであり、料理に30年以上真剣に取り組まれている中で獲得された知恵、工夫、テクニックが軽快なテンポで披露され、料理に関心の薄いものでも興味深く聞き入ってしまうお話であった。
ところで、５つの良いこととは、
１． 料理は運動である。
２． 料理はトレーニングになる
３． 料理で好奇心が旺盛になる
４． 料理で人と人がつながる
５． 料理で人として成長できる
ことが料理教室やネット上（Youtube）での交流から実感できていると楽しく紹介された。 未だ「私、食べる人」だけの皆さま、ぜひ挑戦されてはいかがでしょうか。 また、絶対失敗しない「半熟ゆで卵」の作り方から、餃子は１分間で24個包むことができるとの技も紹介されたりと「あっという間」の60分であった。
（３） 懇親会 司会 中野副会長
太田斎会長の挨拶に続き仁鷹教授からも挨拶をいただき、奥薗講師の乾杯の発声で懇親会がスタートした。 80余名が参加した。同期生はもちろん、回生を越えてテーブルごとに交歓の輪ができ、テーブル代表のスピーチや司会からのリクエストスピーチも絡み合い、さらに子供たち＝現役学生8名のスピーチも加わり、会場は「老・壮・青」3世代交流の喜びや一体感にあふれた。
同学会は1997年に発足したが、2005年以降9年間開催されることがなかった。 それを憂い、各回生に丹念に呼びかけ、2014年第6回88名を集め再興されたのが佐藤晴彦顧問である。参加者からの声を紹介したい。
『このような時期に開催して頂けましたこと心より感謝申し上げます。 私達の学年は今一つ学業に打ち込まず出来の悪い学年ではありましたが、自分達の出来の悪さには全員が危機感を覚えていたようで在学中に留学した者や、卒業後に海外駐在、或いは海外駐在の旦那さんについて駐在生活を経験した者など、蓋を開けてみれば、皆流暢に中国を喋ることの出来る人材となって再会することが出来ました。 思えば、これも佐藤先生が「中国語はもう関係なく、同じ学び舎で出会った者が無事を確かめ合う、そんな会にしたい」と仰って同学会を広めて下さったお陰です。本当にありがとうございます。』
３ 2023年度活動計画
第10回2024年度開催へ向けて役員会を開催。
（１） 現役との交流の機会を増やす可能性を探る。
（２） 連絡体制をより円滑にできる方策を探る
以上
