リレーエッセー 第92弾

「外大図書館ロビーの変貌 : ラーニングコモンズ誕生」

冨尾 圭子(学28H)


外大は1986年に学園都市へキャンパスを移転したため、卒業生の皆さんにとっての外大図書館ロビーは、卒業年次により六甲キャンパスの公道を隔てた桜ヶ丘に立つ3階建ての建物1階にあった図書館カードケースと新聞を読むソファがあった頃のロビーであったり、学園都市移転後の第2閲覧室増築前の試験期に座席数を補うために学習机が並べられたものであったりと思い出されるロビーの姿は一様ではないでしょう。

ラーニングコモンズ

六甲で27年間、学園都市でも今年3月末でちょうど27年が経過して、二つの図書館の建物の利用年数が同じになりました。 折り返し点を過ぎた2014年4月に外大図書館ロビーは新たな学習支援の場所として生まれ変わりました。 いわゆる「ラーニングコモンズ」の誕生です。

「ラーニングコモンズ」と言われても何のことか? わからない方が多いのではないでしょうか。 中教審に諮問された初等中等教育の次期学習指導要領に「アクティブラーニング」という能動的な学習法が織り込まれて、広くその言葉が知られるようになりましたが、「ラーニングコモンズ」という用語はそれほど一般的ではありません。 2010年10月にまとめられた「大学図書館の整備について(審議のまとめ)−変革する大学にあって求められる大学図書館像−」(文部科学省 科学技術・学術審議会 学術分科会 研究環境基盤部会 学術情報基盤作業部会)の中で「ラーニングコモンズ」の整備について言及されており、 付録の用語解説を抜粋して以下に転載させていただきます。


--------- 用語解説 -------- 
「ラーニングコモンズ」とは
・・・複数の学生が集まって、電子情報も印刷物も含めた様々な情報資源から得られる情報を用いて議論を進めていく学習スタイルを可能にする「場」を提供するもの。 その際、コンピュータ設備や印刷物を提供するだけでなく、それらを使った学生の自学自習を支援する図書館職員によるサービスも提供する。

(H22年12月 大学図書館の整備について(審議のまとめ)−変革する大学にあって求められる大学図書館像− > 用語解説 より

2007年に公立大学法人となった外大は、6年毎に中期計画を策定し、大学の設備を整備し、機能強化を図っています。 図書館機能も時代の要請に応えて着実に進化を遂げています。今年10月よりラーニングコモンズのサポートデスクに大学院生によるラーニングアドバイザーが配置されました。 学生にとっては心強い学習サポータとなることでしょう。


ラーニングアドバイザー

ラーニングアドバイザー レポート・論文の書き方がわからない、資料の集め方がわからないときなど大学院生のラーニングアドバイザーが相談に応じてくれます。

コンピュータ利用エリア

コンピュータ利用エリア 学内LANに接続されたコンピュータが9月に更新され、新しいデスクと椅子に最新のコンピュータが加わり快適な空間に変わりました。

グル―プ学習スペース

グループ学習スペース 可動式机と椅子によりフレキシブルに形状をかえることが可能です。 電子黒板、ホワイトボードが完備されたグループ学習にも対応できるコーナーです。

整備拡充された施設を活用して、後輩達が充実した大学生活を送れることは卒業生として喜ばしいかぎりです。 なお、楠ヶ丘会会員の皆様は、外大図書館を利用することが可能です。 図書館カードを作成して、図書の貸出もできますので、住所を証明できる運転免許証やパスポート、住基カード等をご持参の上、図書館カウンターでご手続きください。


ラーニングコモンズの詳細については、外大学術情報センターHPをご覧ください。

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2017年8月29日
(撮影日:2017年08月29日)

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