リレーエッセー 第74弾

身近な自然について

吉田 忠史(4ED)

毎年、5月になると夏鳥、アオバズクが子育てする保久良神社(東灘区)の近くに私は住んでいます。 ところが、今年2月中旬、初めて近くの街なかに、冬鳥の珍鳥、体長が17センチのブドウ色の美しいヒレンジャクが約300羽の大群で飛来しました。 朝7時ごろ、ヒーヒーと鳴きながら道に面した庭木の赤く熟したピラカンサやクロガネモチの実を狙って電線やビルのアンテナに止まり、約50羽ずつの群れが順に下りてきて、しばらく実を啄んでは交代していました。

1月中旬に北区のしあわせの村に約150羽の飛来情報があり、県内ではロシアへ帰る春の渡り期に観察例が住宅地域で多く見られると「ひょうごの野鳥2010」に記録されています。 ピラカンサの実はおなじ冬鳥のツグミも大好物で競合していて、シアン毒をもっている半熟の実を食べたヒレンジャクが70羽も一度に死んだことがありました。

最近、よく建て替えで旧家が庭ごと消えてしまいますが、実の成る木、ピラカンサ、クロガネモチ、ムクノキやエノキなどが1本でも多く残されていくことを願っています。

人と自然の共生の象徴となる野鳥のため、身近な自然について考える必要があるのではないでしょうか。


ヒレンジャク

被爆アオギリ2世の成長

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2021年3月25日
(撮影日:2021年3月25日)

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