東海支部

2019年 東海支部報告


支部長 近藤 馨(学24EA)

    1)令和元年度同窓会
    開催日 令和元年6月29日(土)12時より
    場所 名古屋市 名鉄グランドホテル18階 中華レストラン「涵梅舫(カンメイホウ)」
    来賓 原  和美氏 楠ヶ丘会副会長
    指 昭博氏 神戸外大学長
    兵頭 達哉氏 神戸外大経営企画室係長
    特別参加 中野 貞弘氏 楠ヶ丘会副会長
    島津政子氏 滋賀県栗東市より
    加藤 規子氏 千葉県富津市より
    亀川弘美氏 大阪府大阪市より
    出 席 者 東海支部会員 16名
    講演 原  和美氏 (昭和47年卒・局英米学科)
    「阪神淡路大震災とその後の被災者生活支援法成立について」
    概要

    今年度の支部同窓会は、楠ヶ丘会副会長というより、楠ヶ丘会「ウイメンズくらぶ」の代表をお招きすることとなり、各地区から多数の「原」信奉者諸氏にお集まり頂く格好となった。 まずは、大阪読売テレビの番組に彗星のごとく登場し、一躍人気者となった経緯が語られた。 神戸市議会議員としての華々しいご活躍に、白羽の矢が当たった、とか。 もう20年にもなるが、あの番組出演者(既に多くが物故者となっている)には、大いに可愛がられたものと、当時を懐かしく振り返られた。


      

    阪神淡路大震災の発生は、1995年(平成7年)1月17日の未明のことだった。 東海地方でも、かなり揺れが長く続いた記憶がある。 神戸市役所旧本館南に建てられた新館(現1号館)は、震災の影響を受けなかったが、エレベーターの使用ができず、災害対策本部及び議員会館への出入りには、相当のご苦労があったようだ。


    直ぐに復興支援活動を行うが、いざ大震災を体験して思い知らされたのが、被災者の生活を立て直す法的手段がなかったことだという。 確かに、道路・水道・橋等の公共建造物の復旧及び被災者への食事提供・仮設住宅建設を第一とするのは理解できる。 しかしもっと重大なのは、破壊された市民の生活基盤への支援策だった。 これは私的財産に関与することだからということで、そもそも「支援法」なる法律そのものがなかったのが、当時の現状だった。

     
           

    壊れた家屋が邪魔で消防車・救急車両が入れないから、その瓦礫撤去は国及び自治体の責任として行う。 だが、その後の復旧・自立は、各個人の自力で行えという発想だった。

     
           

    この法的不備に立ち向かったのが、被災者を中心とした市民グループだった。 原氏も率先して震災翌年から、市民議員立法として「被災者生活再建支援法」成立に向けて、市民へのアンケート・署名活動をスタートさせる。 夜行バスで東京へ何度も出向き国会議員への要請行動を繰り返した結果、ようやく98年5月に成立させたのだ。 小田実及び井上ひさし両著名人の協力を得た運動に発展したのを、ご存知の方も多いだろう。 なお、この支援法は、阪神淡路の震災への適用は叶わず、その後に起きた災害からの適用だという。


           

    いつ何時、どこで大災害に見舞われてもおかしくないこの国において、被災者泣き寝入りが実情とは驚きであった。 東海地方では、南海トラフ巨大地震の危険性が囁かれて久しい。 明日は我が身と備えることは大事だが、上述の被災者支援法成立に同窓生のご尽力があったことを知ると、支部の枠を越えた楠ヶ丘会との絆を大切にしたいと思わざるを得ない。


           

    毎年のことながら、幅広い年齢層による顔ぶれから参加を頂き、それこそ知的レベルの高い話題が飛び交う雰囲気には感心させられる。 最後は、今回飛び入りで参加頂いた楠ヶ丘会副会長の中野氏(安城市出身)による「エルヴィス・オン・ステージ」で締め括って頂いた。


           



2)令和2年度同窓会予定

  

開催日 令和2年6月27日(土)12時より

  

場 所 名鉄グランドホテル18階 中華レストラン「涵梅舫(カンメイホウ)」

  

講演者 中嶋 昭氏(昭和50年卒・イスパニア学科/神戸市在住)「東北震災復興支援に関わって」

   

被爆アオギリ2世の成長

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2019年10月30日
(撮影日:2019年10月30日)

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