北京支部

新支部長よりの挨拶

前任の佐々木支部長より、この4月から北京支部長の任を引継がせていただくことになりました。

私の北京在住は2回目で今月から7年目に入っております。前回が86年末から91年4月までの4年半でしたので、通算すると10年を超えておりますが、この20年間の中国の変遷は目を見張るものがあります。一言で言いますと、そのスピード感についていけないというのが実感です。

今年は年初から食品の農薬事件、元高、チベット問題、そして8月の北京オリンピックと中国を取り巻く政治、経済、社会情勢が慌しく動いており、 08年が中国にとって、大きな転換期となるのか、中国ウオッチャーでなくても目が離せない状況です。

そうした激しい変化の中で、時折、神外大の同窓会の仲間、先輩、後輩と酒を酌み交わし、昔懐かしい六甲キャンパスのことや、移転した学園都市キャンパスでの学生生活の昔話を語り合える時間は、ホット一息入れられる一時であり、ルーツを同じくする者としての一体感を感じ取る時でもあります。

残念ながら、北京支部で登録が確認できている同窓生は20数名であり、この4月にも佐々木前支部長始め数名の同窓生の方々が転勤、異動で北京を去っていかれ、淋しくなりましたが、新しいメンバーを迎え入れて、同窓生の皆さんが、寛げる時と空間を提供できるように、08年の北京支部の活動を展開していきたいと思っております。是非、多くの同窓生の方が一名でも多く北京支部にご参加されることを願っております。

支部長細川敏夫（昭48年中国学科卒）